【有料級】3分動画実装に伴うTikTokの未来

■背景

今までのTikTokは60秒までの動画尺だったが、3分動画が撮影&投稿できるようになりました。

今回はこれに伴い、

・3分動画は流行るのか!?

・3分実装で今後のTikTokがどう変化するか?

・3分動画は投稿すべきか?

について話をしていきます!


■昔のTikTokは15秒までだった

今となっては忘れてしまった方が多いと思いますが、2年ほど前までのTikTokは15秒までの超ショート動画アプリで、1分の動画なんてUPできませんでした。

で、

この15秒の動画尺の時期というのは、以下のCMが流れていた時期で、TikTok社が動画版プリクラとしてTikTokを押し出していた時期です。

この時期は、THE TikTokerといった感じで、”ダンス”や”ミーム”がオススメ欄を埋め尽くし、世間の認識としては、”女子高生”と”エロいおじさん”がインストールしているアプリとして認識されてきました。(偏見かもですw)


■15秒のTikTokへ、1分の中尺がもたらした変化

前述のように、15秒のTikTokではダンスやミームといったコンテンツがTikTokでは埋め尽くしてきましたが、そこに大きな変化が起きます。それが1分動画の解禁です。


この1分動画の解禁というのは、TikTokというプラットフォーム内の環境変化を意味します。イメージとしては、恐竜の絶滅と同じです。というのも、恐竜は大きな隕石が落ちて酸素濃度が低下したことで絶滅に追い込まれたのですが、これと全く同じことです(逆にわかりづらかったらゴメン)。


簡単にまとめると、1分動画の導入というものが、TikTokでは隕石が落ちるほどのインパクトという話です。

で、

この環境変化によって、今まで15秒では動画にできなかったジャンルの配信社が、TikTokへ参入を始めます。その筆頭例が、僕のような教育系、修一朗さんのようなVlogですね。


考えるとわかりやすいですが、どう考えても15秒で教育って厳しいじゃないですか!?そんな感じで、配信時間の拡大はジャンルも拡大するのです。


では、3分動画が解禁されると、どんなジャンルが参入するのか????


■3分動画解禁で新ジャンルが誕生する!?

長い動画の解禁に伴い、以下のジャンルが参入すると推測します。

①より専門性の高い教育系

②ショートビデオ

③企業アカウント

イメージとしては、時間制限上の理由で、伝えられなかった動画が伝えられるようになるという話です。


■3分動画は無理に出さなくて良い

前提として、動画の時間が長い方がユーザーとの接触時間が長いので、ファン化には有利に働きます。そういう意味では出した方がいいです。


ただし、これまでショートでやっていた方々が、無理に長尺にチャレンジする必要はないと思います。というのも、3分動画の解禁というのは、あくまで新たなジャンルを誕生させるものであり、15秒以下の動画を潰す意図は無いからです。


なので、普段15秒でダンスを踊っている女の子は、基本的にテイストを変える必要はなく、、、例えば「vlogを出したい」ってなった時に、たまたま動画が1分を超えたから、そのままUPしてしまうような感じの使い方で良いでしょう。


実際に中国版のTikTokでは、3分動画が誕生したからといって、15秒以下の方が消失しているようなことはないようです。


■3分動画は流行るのか?

3分動画が流行る・流行らない論争がありますが、2択で考えるならば「流行る」が正解でしょう。

ただ、物事は0か?1か?で判断できませんので、、、これを踏まえると「流行る」と言うよりも、「浸透する」というのが正解でしょう。


では、なぜ浸透すると考えるのか?というと、、、

理由は4つです!


①15秒から1分が実装された時は、1分が流行らないと言われていた

結果、浸透していますよね!


②YouTubeだって、元々は短編動画アプリだった

厳密にYouTubeが短編を押し出していた訳ではないですが、元々のYouTubeでは長い動画は視聴されない傾向にあったようです。でも、今はガッツリ1時間ど動画でもバズってます。


③TIkTok社が優遇する

基本的に新機能をリリースしても、メリットがないのでクリエイターは使いません。ですから、プラットフォームというのは、新機能を実装したら、その機能を使うユーザーを優遇する傾向にあります。

例えば、今のTikTokではLIVEをすると、動画が若干伸びやすくなることで有名です。その他、今のInstagramのリールやYouTubeのShortは、この機能を使用するユーザーを優遇する傾向にあります。


④中国では浸透している

日本のTikTokの数年先を進むのが、中国版のTikTokです。この中国版TikTokでは、6月に10分動画をリリースしています。これが何よりの根拠でしょう!


■TikTok社が狙いたいポジションとは!?

最後にまとめると、TikTokに3分動画が実装されたけど、発信したい動画の内容に長尺が必要であれば使いましょうという話です(かなりザックリまとめてます)。

ちなみにこの記事を読んでいく中で、薄々勘付いたかもですが、、、TikTokが狙いたいのは、「縦型版YouTube」です。なので、本題からそれますが、、外部SNSへの誘導などは、あんまりやらない方がいいです!

株式会社Z世代

成果報酬型TikTok運用代行なら"Z世代"。ビジネス系TikTokの第一人者と呼ばれるガリレオ氏が代表を務める。